TIME TABLE タイムテーブル

わたしの好きな音楽を、あなたはよく知らない。

誰かの好きな知らない音楽の楽しみ方を、ともにシェアする面白さ。
公募で集まった"伝道師たち"からの音楽偏愛トーク&楽曲鑑賞!
場所:みやした こうえん(クライミングウォール)

11:30-11:50

CCD (AUDIOJAPONICA)「祝詞ラップfeat."WILD STYLE"」

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CCD今年25周年を迎えた"SFC"a.k.a.慶應義塾湘南藤沢校舎の環境情報学部2001年卒業生。渋谷の丘の國學院神道學専攻科2013年卒業生。
は仙台生まれ北半球育ち。エコロジーなヤツは大体友達。エコロジヰなBBOYと界隈同じ。元は渋谷区在人(代々木上原)、今大崎に鎮座。ノマド神主ヤマトコトバラッパー。良く行く渋谷のCLUBは、SOUND MUSEUM VISION、AIR、オルガンバー。渋谷では2001年から2006年まで地域通貨アースデイmoneyのプロジェクト"護美"a.k.a."SCAVENGER"(スカ弁ジャー)プロジェクトのMCとして 「スカベンジ(ゴミ拾い)はジャジーなスポーツだ!やりまスカ!」「下を向〜う〜ゐ〜てェ〜、拾おうおぅおゥを〜」「フィキFRESH!」などリリック&ライムを自由にサイファー(ヒューマンビートボックス&複数のMCによるフリースタイル即興韻踏ラップ)しながら月に一度ゴミ拾いをイベントを主催していた。
八月九日はAM11時半より生で、渋谷ズンチャカの始まりに際して20分呪言/寿ぎ/言祝ぎ、言挙げ申し上げます。モノカタリとモノツクリのDNAを何時オンにするの?NOWでしょ! 宮下公園にナイキパークに暇潰しに盛夏の日曜日に渋谷に来た人達に伝えるラメルジーの伝言。暗渠に渋谷川a.k.a.春の小川feat.甲骨(コウホネ)RIVERの水飛沫飛び、未来に48カイ縦の駅ビルが聳える2020以降の為に、この渋谷の谷のナウシカとして私たち一人一人が何ができるかを学び合う為に、まづは基本に返り"ええじゃないか"WILDSTYLEでBEEF無しでファシリテーターYouTuberしたいと思います。PEACE.UNITY.LOVE&HAVING FUNK!弥栄ヰヤサカー!

12:00-12:20

みたに「ドラムンベース」

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10代の頃、そのジャンルの誕生をリアルタイムで見ながら、数百枚のレコードを買い漁ったドラムンベース。20代になり、社畜生活の少ない余暇をささげ、時にはチリやアメリカまで聞きに行ったりもしました。

しかしわたくし個人の愛とは裏腹に、今に至るまで、音楽好き含めいまいちジャンルとしての認知や理解が進んでいません。

小室哲也がはまちゃんとやってたやつだよね、とか、EDMの一種だよね、とか、、、
どれも完全に間違ってるわけじゃないんですが、違うんです!

90年代のダンスミュージック発展期にはミニマルテクノなどの主流派から異端児扱いされ、10年代のEDMブームでは「踊りにくい」という理由で忌避される鬼っ子。
しかしその真の姿は、様々なリズムやフォーマットを受容し、アーティスティックな楽曲からとにかくアガる曲まで、幅広いスタイルを包有する懐の広い音楽ジャンルなのです。

テクノっぽいやつから、レゲエっぽいもの、ロックっぽいもの、ジャズやファンクっぽいもの、はてさてアイドルの楽曲まで、たまたま通りかかった皆様にとって少しでも取っ掛かりがあればと考え、当日は色々流したいと考えています。

奇しくも今年は「ドラムンベース」というジャンル名がLTJ Bukemによって提唱されてから20周年目の記念すべき年になります。

マイナーダンスミュージックの王様、ドラムンベースをみんなで聞いてお祝いしましょう!

13:00-13:20

アンアン「It's Immaterial」

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It's Immaterialとは80年代に活動したリバプールのバンドです。日本ではフリッパーズギターで知られる「ネオアコ」にジャンル分けされますが、そのサウンドはフォークやカントリーをベースに、フォルクローレや中東音楽、ケルトやスコティシュ民謡のアレンジを取り入れた非常にエキゾチックなもの。ロックmeetsワールドミュージックと言えば、昔はトーキング・ヘッズ、現在ではその子孫とも言えるヴァンパイア・ウィークエンド、パンクやレベルミュージックではBAD BRAINSやマノネグラ等数多くのアーティストが存在します。しかしこのバンドの魅力は「哀愁」「耽美主義」といったミステリアスで妖しい、陰陽では「陰」の中毒性がある所です(この辺の感想は自分の思い込みも入っているかもしれません、、、)。最初にあげたバンドのようなトロピカルな享楽性、又は土着をバックにした反体制、反骨といったパワフルさはなく、夏フェスに来ても盛り上がりそうもない、というかそもそも出そうもない感じ(実際奇跡の出演があれば大変な騒ぎですが)が個人的にはたまらなく、カッコイイ「エキゾロック」だと思っています。現在彼らの作品はパッケージ作品としては入手しずらく、特にクラブヒットした曲も収録された名盤1STアルバムは廃盤のままで、一部のマニアだけ に賞賛されている状況です。そもそもバンド自体が90年に活動を停止して 以来、どこで何をやっているか分からなかったのですが、最近FACEBOOKを発見し何らかのアウトプットをしていることが分かりました。その時、CDRやデータでしか出回っていない幻の3RDがあることを知ったのです。実際にCDでは2NDまでしか存在を知らなかったので、すぐにyoutubeでチェックしてみますとエキゾ色は薄くなったものの、やはり「陰」の美しさに満ちたシンセポップの楽曲が並んでいて非常に感動いたしました。今作はその美しさのせいか、本国の根強いファンからもオフィシャルリリースを望まれています。同時代でファンだったわけでもない私ですが、この場を借りて、こんな斜に構えた「エキゾロック」のバンドの幻の作品(出来たら1ST、2NDも)が正式に国内盤としてパッケージされるべきだとうことを叫びたいなあと切に思います。折しもここ数年トロピカル・ロックやグローカルサウンドといったロックmeetsワールドミュージックがトレンドの一つでもありますし、このIt's Immaterialのフォロワーではないか?(これも個人的な推測ですが、、、)というバンドもいるので、日本でIt's Immaterialの再評価をするジャストタイミングなのではと思っています。

13:40-14:00

オーサワ「歌い手としての広末涼子」

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MK5~Majiで   Konな話で 5分ももつのかしら?~
皆さんは広末涼子さんというとどんな姿を思い浮かべますか?
演技をしている姿でしょうか?
CMでしょうか?
バラエティ番組等で見せる素の姿でしょうか?

僕にとっての広末さんは歌をやっていた頃で時がとまっているところがあります。

音楽の素晴らしいところというのは、 聴くとあっという間にタイムスリップさせてもらえたり、空間をその音楽の雰囲気に染めてもらえたりするところかなと思います。
歌をやっていた頃の広末さんというのは純粋そのものというようなキャラクターで、聴いていると、もう僕らが失ってしまったような何か(笑)を感じてなりません。
心が洗われるような、清々しい気持ちになれる数々の楽曲を聴きながら、社会の荒波にもまれる中で失ってしまった「何か」について思いを馳せたりもするわけですが、 純粋に、音楽として、広末涼子楽曲というのは大きく魅力的なものであります。
彼女の楽曲は素晴らしい作家陣、また、プレイヤーによって丁寧に作られています。もちろん、僕が制作をした訳ではありませんので、裏事情等は語れませんが(笑)、いくつか楽曲をかけながら、僕なりの目線で、あれやこれやとお話させていただけたらと思います。

…とは言いつつも、当日どういうテイスト―気持ち悪い感じ?or純粋な広末好きとして?or何か学術的な感じ?(…あれ、いずれにせよ気持ち悪くない?)―で語りをしたらいいのか、まだ決めかねています(笑)

と、そんな感じではありますが、「歌い手としての広末さん」というのを考える時間というのを皆さんと共有したく思います。

14:20-14:40

オヤビン佐藤「蓄音機&SPレコードの世界」

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「蓄音機の音を聴いたことはありますか?」
 「音」は発した瞬間から消える運命、その場でしか聴けないはかないものです。それをどうにかして残せないかと、19世紀末にエジソンによって発明された蓄音機は、音の記録媒体として画期的なものでした。そのころは、「トーキング・マシン」と呼ばれていて主に人の声を記録する為のものだったようです。当時も「言った、言わない」で揉めていたのかもしれませんね。
音楽の世界でも、それを楽しむのには演奏会場に行くか、演奏家を招くかなど、目の前に歌い、奏でる人がいない叶わないものでした。蓄音機が普及することで、いつでもどこでもお気に入りの音楽が聴ける身近な存在になっていきました。
同時に、自分の演奏を記録できる新たな可能性と、限られた時間内に演奏を終えなければならない、という制約は演奏家たちの演奏スタイルや表現も変えてしまうくらいでした。筒型から量産しやすい円盤のSPレコード(78rpm)はEP(45rpm),LP(33・1/3)と次第に収録の効率を上げ、デジタル化され,CD、MP3などに形を変えてきました。
みなさんには、まず、音楽メディアの原点ともいうべき、蓄音機&SPレコード(78rpm)の「音の世界」を聴いていただきたいと思っています。最後のSPレコードが1959年または60年と言われていますので、半世紀の時を超えて当時の音源が蘇ります。きっと今まで聴いたことのない、生々しい「音」にきっと驚かれることでしょう。しかも、電気を一切使わず、ゼンマイでターンテーブルを回し、針の振動を完全アコースティックで拡声します。 音源は、1910年代~50年代の、クラシック、ジャズ、シャンソン、ポップス、邦楽さまざまなものがありますが、今回はストリート・ジャズ・フェスの「渋谷ズンチャカ」にちなんで、ベニー・グッドマン、グレン・ミラー、デューク・エリントン、トミー・ドーシーなど、スィングジャズの黄金期ともいうべき、ビッグバンドジャズを中心に、若き日のマイルス・ディヴィス、チャーリー・パーカーたちモダン・ジャズ前夜の音もお届けいたします。
どうぞお楽しみに!

15:00-15:20

manet「ミュージカル映画」

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ボクはミュージカル映画が好きです。
もちろん舞台のミュージカルも好きだけど、ミュージカル映画のほうが好き。
理由は至極単純「気持ちよく英語で歌ってくれて字幕で話が理解できる」から。
おそらく日本一有名な「ミュージカル嫌い」のタモリさんの言葉、「死にそうになっている人間が、なぜ急に元気に歌いだすんだ?!」とか「普通に会話してて、突然脈絡もなくいきなり歌いだす奴いるか?」みたいな演出的なサブイボ感。これがたぶん日本人がミュージカルを敬遠する理由の大きいところなのでしょう…で、それにちゃんと形を与えてしまったタモリさんは、きっと浅利さんに恨まれていると思うの。
ボクには「いきなり歌いだすのが恥ずかしくい」って感覚はないけどまあ、ちょっと覚悟はいるわよね、翻訳ミュージカルって。…日本語の歌詞がものすごくダサい、とかさ(ぼそ
ミュージカル映画は違います。映画ならではの構成で演出の不自然さをうまくカバーしてくれる、そしてなにより英語(原語)で歌ってくれる。ほら、なんて安心なんでしょう!
でね、ミュージカル映画って、ボクは2つに分かれると思うのですよ。
ひとつはマンマ・ミーアやヘアスプレー、プロデューサーズにスウィニー・トッド、あとシカゴ。チキチキバンバンはこっちだろうな。メリー・ポピンズとマイ・フェア・レディもこっち。
もうひとつはオペラ座の怪人、ドリームガールズ、ウォーク・ザ・ラインとか。王様と私やサウンドオブミュージックもこっちかな。あとウエスト・サイドストーリーも。
一言で言えばエンタメ路線かリアル路線かっていうコトで、ミュージカル映画の場合は画面の演出や効果もそうですがやっぱり音響演出がその決め手です。
…てことで続きは8月9日。クライミングウォール前でお会いしましょう。
さよなら、さよなら、さよなら。 

15:40-16:00

メルモ「ベイ・シティ・ローラーズ」

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小学校の時にラジオでベイシティローラーズというイギリスのアイドルロックグループの曲を聴いて、すっかりベイシティローラーズと洋楽に夢中になりました。
それまでは同級生と同じようにテレビの番組で歌謡曲を聴いているだけでしたが、
ベイシティローラーズを聴いて以来、外国の音楽の方が日本の曲よりずっとかっこいい!と思って、すっかり夢中になりました。
同級生で洋楽を聴いている人は全くいなく、誰とも音楽の話はできなかったのは寂しかったのですが、
誕生日プレゼントにベイシティローラーズのレコードを買ってもらい、繰り返し繰り返し聴いて、
一緒に歌いたいと思い、小学生でしたがNHKのラジオ講座で英会話を勉強しましたし、
ベイシティローラーズをきっかけに様々な洋楽をラジオで聴くようになりました。
高校生になってからはバンド活動も始め、
今はウクレレで弾き語りライブをしています。
そして、今年からは東京ネットラジオでラジオパーソナリティーも務めるようになり、
自分の友達的存在だったラジオにもかかわるようになりました。
今の自分の原点がまさにベイシティローラーズであるといっても過言ではありません。
ベイシティローラーズの音楽はポップでロックでエネルギーにあふれ、
メロディーもすっと自然に自分の中に入ってくる、
自分を元気づけてくれる友達みたいな音楽です。
当時は動いているベイシティローラーズを見られることはあまりありませんでしたが、
今はこうしてYoutubeでたくさん見ることができるので時折観ては楽しんでおります。

16:20-16:40

さきえる中村「バグパイプ」

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夢も希望も無いと感じたときでもこの楽器バグパイプを演奏すると不思議と両方湧いてきてしまいます。
聴いていただいたみなさまにも勇気を与ええるものと信じています。
元々は軍隊の先頭に立って士気を鼓舞するためのものだからです。
最初の一音から最後の一音まで一瞬たりともテンションは下がりません。
常にピークなのです。
なぜって構造上音が止められないからですがw
観客のみなさまに元気になっていただくために頑張ります。
ドラマのマッサンでも余市のパイプバンドが登場して演奏していましたので知名度があがってきました。
7月5日に私も余市へ行って「北海ソーラン祭り」にパイプバンドの一員として演奏してくる予定です。
楽器や衣装の由来、構造説明、歴史に関するトークもいたします。
少しでも「珍しいものを見た!」「楽しかった!」と思ってもらえれば幸いです。
せっかくですのでバグパイプ以外にも珍しい民族楽器をご紹介できたらと思っています。
小型のバグパイプやフルス、ゲムスホルン等々
それらの動画が必要でしたら用意します。
演奏時にはキルトを着て演奏いたします。
見た目も大事だと思うんです。
よくスカートと言われますが構造やその歴史についても説明いたします。
現在、日本ではバグパイプ奏者が50人ほどしかおりません。
今回の参加を機会になるべくたくさんの人に興味を持っていただいてバグパイプ演奏人口が増えることを願っています。

17:00-17:20

鈴木 友也「youtube時代のジャズスタンダード」

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無料視聴が当然となりネット上で大量生産される現代の娯楽としての音楽と、一方で流行りから50年以上経っても未だに盛んに演奏され続ける古き良きジャズスタンダードナンバーを対極に置きつつ、
youtubeから選りすぐりのマニアックなジャズ音源をチョイスしていきます。

新しい音楽の発掘の現場は今やレコード屋からyoutubeへと完全にシフトし、LPジャケットの持っていた芸術性は、youtube動画の映像芸術性に取って代わられました。
アルバムという単位はほぼ崩壊し、一曲一曲の単位で各々が好きなものをピックアップする時代。

その中で、ジャズ音源における二つの傾向、方向性を取り出してみます。

一つ目。有名レーベルや所謂名盤に対してのオマージュ、模倣。
言わば古き良きものにさらに立ち帰る方向性。
ある種のノスタルジーを伴うことの強みと、現代の録音環境のテクノロジーであれば再現が容易なこともあり、多くの成功例が見られます。

二つ目。現代の流行りのヒットソングを新たなジャズスタンダードとし、検索や関連動画というyoutubeの特性を最大限に生かす方向性。
再生回数がモノを言う中では、この戦略も同様にかなり功を奏しています。

そして、オリジナル楽曲というよりは、昔から流行歌や映画音楽をスタンダードとしてアレンジして演奏することが常々であったジャズという音楽の特性こそが、実はネット上にプロアマ問わず音楽が溢れかえる
現代youtube時代に意外にも驚くほど親和性を持っているという結論で締め括ります。

youtubeの底に眠る知られざる音源に光を当て発掘することの面白さを伝えられればと思います。

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